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2024年12月26日 13:46 / 施設・機器・IT
HORIBAグループでインド事業を手掛けるホリバ・インド社は2024年12月、水素エンジン専用の試験施設「H2-ICE(エイチツー アイス)」を開設した。
<堀場製作所エグゼクティブコーポレートオフィサーおよびホリバMIRA社(イギリス)エグゼクティブ チェアマン ジョージ・ギレスピー氏(左)、堀場製作所コーポレートオフィサーおよびホリバ・インド社(インド)代表取締役社長 ラジーブ・ゴータム氏(右)>
インド西部・プネ市の研究開発拠点「ホリバ・インド社テクニカルセンター」に開設されたもので、水素エンジン専用の試験施設はHORIBAグループ初となる。
インドのモビリティ市場は、電動化のみならず、エタノール燃料やバイオガスの活用など独自の取り組みでカーボンニュートラル実現に取り組んでいる。特に近年は、内燃機関で蓄積してきた技術を活かしたクリーンな動力源として期待される水素エンジン開発の動きが活発化しており、同施設はこのような需要に対応するために開設したもの。
水素ガス測定装置「HyEVO(ハイエボ)」をはじめ、HORIBAが持つ高い水素測定技術を導入しており、乗用車から大型トラックサイズにまで相当する幅広い水素エンジン試験に対応。排出ガスや燃費測定から、各種性能評価など多様なニーズに応えることができる。