中部地方整備局、中部運輸局、名古屋地方気象台、NEXCO中日本、名古屋高速道路は2月3日、4日から8日頃にかけて冬型の気圧配置が強まり、岐阜県の山地では警報級の大雪となり、平地でも警報級の大雪となるおそれを受けて、大雪による通行止めの可能性の高い区間を発表した。
<通行止めの可能性の高い区間>

降雪状況によっては高速道路や直轄国道の通行止めを行う可能性があり、特に4日以降に通行止めの可能性が高いのは、「名神高速道路」「東海北陸道」「並行する国道」としている。
直轄国道については予防的通行規制区間やそれ以外の区間でも通行止めの可能性があり、高速道路と並行する国道等において降雪のない場合も高速道路と同時に通行止めする場合がある。通行止めの区間が明らかになった時点で改めて発表する。
「予防的通行規制区間」は、大雪時に急な上り坂などで立ち往生が起こりやすい区間。立ち往生等により交通障害のおそれがある場合、早い段階で通行止めを行い、集中的に除雪作業を行う事で早期解放を目指す。予防的通行規制区間以外でも、降雪予測等により通行止めを行うことがある。
降雪に備え、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行、早めの装着をお願いしている。特に大型車は、事故や立ち往生が発生した場合の影響が大きいため、 十分な装備の確認等、安全を確保するために必要な措置を要請している。
交通渋滞等を引き起こした運送事業者等には監査を行い、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となる。荷主企業には、ドライバーの命や大切な荷物を守るため、運行中止も含め、検討を要請している。
■大雪による通行止めの可能性の高い区間
中部地方整備局/大雪による「通行規制情報」、カーナビ配信を開始