日野/レベル4自動運転車両の実用化に向け、走行試験を開始
2025年02月07日 10:55 / 施設・機器・IT
日野自動車は2月6日、大成ロテックと次世代道路技術の早期実装を目指した取り組みを開始したことを明らかにした。
日野は、大成ロテックが福島県田村市に建設した舗装の耐久性を評価する「舗装評価路」で、自動運転レベル4相当の自動運転荷重車両の無人走行試験を開始。2025年夏頃を目途に、5台の自動運転荷重車両の無人運行による、舗装の耐久性試験の実施を予定している。
5台の自動運転荷重車両による24時間連続稼働は国内で初。舗装の耐久性を短期間で評価できるほか、省人化による生産性向上も期待される。
使用する自動運転荷重車両は、日野の大型トラック「プロフィア」に自動運転技術を搭載したもの。走行位置や経路をLiDAR、GNSSデータ、カメラで把握し、通信による制御により安全な車間距離を保ち、人および障害物を検知すると停止する。舗装評価路では時速40キロで走行する。
大成ロテックの舗装評価路は、舗装の耐久性を短期間で評価できる国内民間企業初の施設。自動運転荷重車両の駐車と点検・整備を行う「トラックヤード」 と「給油施設」も近接して備えており、効率的な運用が可能となっている。自動運転荷重車両は、トラックヤードからの入退場(舗装評価路からトラックヤード内部まで)を自動運転で移動する。
今回の取り組みで、日野は自動運転技術と運行ノウハウを習得し、物流の2024年問題および労働力不足に伴う社会インフラの機能維持に資する事業の実現を目指す。
■施設概要
所在地: 福島県田村市常葉町山根字宇藤1-9
敷地面積: 約14.4ha
舗装評価路:延長909m(直線区間100m×2本含む)
トラックヤード:鉄骨造平屋建て、5台の自動運転荷重車両の格納と整備が可能。延べ床面積870m2
給油施設:給油機1台、1万L地下タンク
管理棟:木造2階建て、延べ床面積585m2
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