EVメーカーのフォロフライは、このほど軽商用EVメーカーのASF(東京都千代田区)と業務資本提携を締結した。国内のEVスタートアップ企業間での業務資本提携は、初の事例となる。
この提携に基づき、フォロフライはASF社へ資本出資を行うとともに、小間裕康代表がASF社の経営に参画する。
業務面ではフォロフライがASF社に対しEV開発・生産に関するエンジニアリング支援を提供。また、両社がそれぞれ保有する自動車整備ネットワークおよびアフターサービス基盤を共有・連携することで、顧客満足度のさらなる向上を図り、日本国内におけるEVのメンテナンス体制強化を促進していく。
さらにASF社が販売している軽EVバン「ASF2.0」をフォロフライにOEM供給するほか、共同開発も行い、将来的にはその派生製品についても協力していく。
<ASF「ASF2.0」>

フォロフライは2021年に設立された京都大学発のEVスタートアップで、商用1トンクラスEVトラック「F1 VAN」シリーズを展開。ASF社は2020年に設立したEVスタートアップで、佐川急便と共同開発した軽商用EV「ASF2.0」を販売している。
フォロフライ/F1VANを日本ソーラー発電が初導入