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2025年06月12日 15:10 / 施設・機器・IT
日野自動車のグループ会社CUBE-LINXは、グリーンコープ生活協同組合ふくおか 宗像支部の完全電気自動車(EV)化を支援、EVトラックの最適稼働を実現した。
<完全EV化を実現したグリーンコープ生活協同組合ふくおか 宗像支部>
グリーンコープ生協ふくおかが所属するグリーンコープ共同体では、2027年のカーボンニュートラル実現に向けて、配送トラック890台を全てEVに切り替える計画を進めているが、EV導入には複数台のEV用充電器の設置場所や、EV充電計画の最適化が課題だった。
このため宗像支部では、CUBE-LINXから「商用EV・充電器導入支援サービス」とエネルギーマネジメントシステム「エモ助」を採用した。
<配備されたEVトラック(日野自動車 デュトロ Z EV)>
EV用充電器の設置では、荷物の積み込み作業性を損なわない手法として、普段は天井にケーブルを収納、必要な時にケーブルを降ろして充電する天吊式充電をグリーンコープでは初めて採用した。作業性を損なわずに充電が可能となった他、つまずき等の雑災害の防止を図ることができたという。
一方、EV充電計画の最適化では、走行計画に基づく最適な充電計画や、車両の電池残量や状況を把握できるダッシュボードなど、商用EVの稼働に必要な機能が盛り込まれている「エモ助」の導入で、最適なエネルギーマネジメントを実現。導入後は、拠点ピーク電力の抑制にも効果が表れているという。
■CUBE-LINX「商用EV・充電器導入支援サービス」(https://cube-linx.co.jp/service/ev-charge/)