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2025年09月16日 15:49 / 経営
関東運輸局は9月16日、「関東地域事業用自動車安全施策2025」を公表した。
国土交通省が策定した2025年までの「関東地域事業用自動車交通事故削減目標」は、バス・タクシー・トラックの合計で24時間死者数55人以下、重傷者数600人以下、人身事故件数6340件以下、飲酒運転ゼロ。
しかし、交通事故死者数、飲酒運転は増加、重傷者数、人身事故件数は減少傾向が鈍化し、目標の達成が危ぶまれる状況となっている。特に、乗合バスの車内事故、タクシーの24時間死者数が目標から大きく乖離しており、トラックの飲酒運転には前年より1件増加と全く減少がみられない。
この安全施策は、これらを踏まえて策定したもの。「飲酒運転」、「乗合バスの車内事故」、「高齢歩行者の死傷事故」、「タクシー出会い頭衝突事故及びトラックの追突事故」を最重要項目として位置付け、関係事業者団体等と連携し、事故削減に取り組む。
このうちトラックについては、24時間死者数87人(目標50人以下)、重傷者数440人(目標380人以下)、人身事故件数5393件(目標3360件以下)、飲酒運転11件(目標0)、追突事故件数1991件(目標1135件以下)。
このため、飲酒が運転に及ぼす影響について、運転者教育に活用できる飲酒運転対策を検討するなど、事業者・運行管理者・運転者の意識の変革に取り組む。また、トラックの特徴的な事故への対応として、事故事例を公表し、特徴的な(出会い頭及び追突)事故への活用及び安全意識の醸成を図る他、運転者向け安全運転の啓発ツールの検討及び事故分析等の情報を各種講習会等での周知などを行っていく。