東北地方整備局、東北運輸局、仙台管区気象台、NEXCO東日本東北支社は、12月3日~5日にかけて東北地方で大雪の恐れがあるため、ドライバーに向けて積雪や路面凍結の備えをお願いしている。
東北地方では、3日から5日頃にかけて上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置となるため、日本海側の平地でも雪の積もる所があり、山沿いを中心に大雪となるおそれがある。また、太平洋側の山沿いも雪が積もる。
積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要で、道路を利用する際は、通行止めとなる可能性もあるため、最新の気象情報や道路交通情報を確認するとともに、必ず冬タイヤの装着とチェーンを携行するように呼び掛けている。
<チェーン規制実施区間>

また、今年は、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪があるときに、チェーン規制を実施。山形県内の国道112号・月山道路において、異例の降雪がある時は、チェーン規制を実施する。
大雪時に通行止めを実施する場合でも、チェーン規制を実施し、タイヤチェーンを着けていれば通行できるようにすることで、これまでより積雪による通行止め時間を短くすることを目指す。
運送事業者や荷主企業に対しては、今後の気象予報等を確認し、広域迂回や運送日の調整等を検討するようにお願いしている。
降雪予報/12月3日~4日、長野県と関東北部で大雪の見込みで冬用タイヤ装着のお願い