国交省など/新東名に自動運転車優先レーン設置し実証実験
2025年02月10日 10:00 / 交通
国土交通省、国土技術政策総合研究所、NEXCO中日本は、新東名で深夜時間帯に「自動運転車優先レーン」を設定し、3月3日(月)より車両開発と連携した自動運転トラックの公道走行の実証実験を実施する。
実験区間は新東名・駿河湾沼津SA~浜松SA。平日の夜間(22:00~5:00)に、第1通行帯(左車線)を自動運転車優先レーンとして設定し、自動運転トラックが安全・円滑に走行可能かを確認する。
また、自動運転トラックが自動駐車・自動発進可能かを確認する他、工事規制情報等の先読み情報(車両単独では検知できない道路前方の状況に関する情報)や合流支援情報について、路側機から提供された情報が適切に受信可能か確認する。
実証実験には、RoAD to the L4テーマ3コンソーシアム、T2の自動運転トラックが参加。優先対象となる車両は前後に標章を掲示、側面には「自動運転実証実験中」のステッカーが貼られており、国交省では優先対象車両が接近した場合は、走行の防げとならないよう協力を呼び掛けている。
<自動運転車の標章>

なお、自動運転車優先レーンの規制実施中は、大型貨物車の通行区分指定の規制が解除される。
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