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2024年03月28日 13:25 / 車両・用品
センコーグループ傘下のアクロストランスポートは3月28日、センコーグループでは初となる燃料電池(FC)トラック1台を導入し、3月25日に東京・江東区のアクロストランスポート本社で納車式を開催したと発表した。
<導入されたFCトラック>
導入したFCトラックは、CJPT(Commercial Japan Partnership Technologies)が企画し、いすゞが製造した小型トラック。車両の側面には、水素原子をモチーフにしたイラストを入れ、地球にやさしく、サステナブルな社会を作る取り組みを表現、車両の後方には、こどもミュージアムプロジェクトに賛同し、従業員の子供たちが描いた「交通安全の願いをこめた絵」を入れている。
<子供たちの絵が描かれたリヤ>
このFCトラックの導入は、一部を新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として実施。アクロストランスポートでは、NEDOより交付決定を受けたCJPTからの業務委託により、ディーゼル車での輸送をFCVに置き換えた場合のCO2削減量の把握や、水素充填タイミングの最適化のため、各種走行データを提供していく予定としている。
なおセンコーグループでは、2026年までの中期経営計画として、2026年度CO2排出原単位(陸運事業)を2020年度比10%削減目標を掲げ、2026年までにEVトラック20台の導入を計画。昨年5月にはアクロストランスポートに三菱ふそう「eキャンター」を導入するなど、脱炭素に向けて積極的な取り組みを進めている。