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2024年04月09日 18:05 / 施設・機器・IT
リース車両のメンテナンス管理を行うナルネットコミュニケーションズは4月9日、全国の自動車整備工場1931件を対象に、EVやOBD検査への対応などを聞いたアンケート結果を公表した。
まずEV(電気自動車)の点検・整備実施割合では、849工場(44.0%)がEVの車検について実施経験があり、定期点検も802工場(41.5%)が実施済みと回答した。ディーラーでの囲い込みが強いと思われるEVだが、専業工場への入庫が比較的多いといえる。
一方で高電圧部位の故障修理を経験した工場は213工場(11.0%)と少ない。EVの故障が少ないことや、メーカー保証期間が残っており修理はディーラーで行っている、などの要因が推測される。
<電気自動車の点検・整備実施割合>
ただし、絶縁手袋など高電圧部位の点検・整備を実施する際に必要な安全装備は、66%の工場が保有。国内市場ではハイブリッド車が既に定着していることで、高電圧部位の整備ができる環境が多くの工場で備わっている。
OBD検査の準備が完了しているとした指定工場は877工場(72.2%)、認証工場は514工場(74.2%)で、指定、認証の区別なく準備が進んでいる。ツールの選定を検討中の工場も多くあると想定され、2024年10月の実施に向けて、比較的順調に準備が進んでいるようである。
<OBD検査準備完了割合>
【アンケート概要】
実施年月日:2023年11月24日~12月5日
対象:全国の専業自動車整備工場
アンケート方法:FAX
回答数:1931工場(ナルネットコミュニケーションズ提携工場:1580工場、提携工場以外:351工場)