車両・用品 に関する最新ニュース
一覧- メルセデス・ベンツ/大型輸送モデル「アロクス」「アクトロス」を日本で発売 (09月02日)
- 東洋メビウス/同社初のカーテンレールトレーラが仙台市イベントに参加 (09月01日)
- 国土交通省/4月以降、大型車の自動車検査証の記録に誤り判明 (08月29日)
- T2/ホームセンター「コーナン」関東~関西の幹線輸送「レベル2自動運転」で実証 (08月29日)
- 輸入トラック/25年7月の輸入台数、ボルボ56台・スカニア46台 (08月28日)
2024年10月16日 15:02 / 車両・用品
トーヨータイヤは10月16日、小型EVトラック専用タイヤ2商品がシリーズとして2024年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
今回受賞したのは、小型EVトラック専用のリブタイヤ「NANOENERGY M151 EV(ナノエナジー エム イチゴイチ イーブイ)」と、スタッドレスタイヤ「NANOENERGY M951 EV(ナノエナジー エム キューゴイチ イーブイ)」。輸送業界のEV化に伴う需要にデザイン面からアプローチした点と、性能向上と耐久性向上を高い次元で両立した点が高く評価されての受賞となった。
<NANOENERGY M151 EVとNANOENERGY M951 EV>
両タイヤとも同社初となる小型EVトラック専用タイヤで、EV特有の高トルクによる早期摩耗を抑制するべく、EV専用非対称トレッドパターンを採用したのが大きな特徴。リブ(縦溝)パターンによって耐摩耗性能を、ブロックパターンによってトラクション性能を両立している。また、ゴムコンパウンドのエネルギーロスを低減できる独自のプロセス技術「Nano Composite Polymer(ナノ・コンポジット・ポリマー)」を用いて、最適なコンパウンドを設計し、転がり抵抗の低減と耐摩耗性能の両立を実現している。
<グッドデザイン賞審査委員による評価コメント>
EV化の進む輸送業界の新しい需要に注目した一点。今までのディーゼル車両に比べタイヤへの負荷が異なるEVの特徴に合わせ、リブとブロックを合わせたゾーニング・デザインによりモジュール的にそれらの新しい課題に対応するデザインコンセプトは秀逸である。また、性能の向上とともに耐久性の向上にも成功した点も評価すべき点である。
■トーヨータイヤ(https://www.toyotires.co.jp/)