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2024年12月17日 15:22 / 施設・機器・IT
中継輸送のプラットフォーム「ドラ基地」を提供するスペース(愛知県蒲郡市)は、泊付き運行を中継輸送に切り替えた場合の運賃シミュレーションを公開した。
ドラ基地は物流事業者同士をマッチングさせ、非効率な単独長距離輸送を中継輸送で日帰り運行に切り替えることができるプラットフォーム。
中継拠点を持たない物流事業者では、これまで対応可能だった運行がトラックドライバーの時間外労働時間や拘束時間が制限されたことで困難になり、やむを得ず「泊付き運行」が必要となるケースが増加。これにより、ドライバーの宿泊費や待機中の稼働低下など、輸送コストが増加する状況が生じている。
ドラ基地を利用することで、関西~関東間を2泊3日で運行している物流事業者が、荷物交換式の中継輸送を導入することで、日帰りでの運行が可能になる。
今回公開されたのは、兵庫県神戸市~神奈川県横浜市間(片道運行距離502km)で、大型車1台(パレット物)を泊付き運行から中継輸送へ切り替えた場合の運賃シミュレーション。
その結果、売上は37万円アップし、収益率も8%アップする結果となった。
スペースでは泊付き運行が日帰り運行になることで、宿泊費等の経費削減、トラックドライバーの拘束時間の短縮が実現でき、車中泊や待機時間を削減されることで、二酸化炭素排出量も低減され、社会貢献も期待できる、としている。