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2025年08月22日 09:00 / 経営
国土交通省は8月21日、全日本トラック協会に対して、「台風第5号と低気圧に備えた体制の確保等について」を要請した。
気象庁によると、21日9時に台風第12号が発生した。台風は21日9時現在、薩摩川内市の西にあって北東に進んでいる。台風は22日にかけて九州に上陸するおそれがある。また、暖かく湿った空気や強い日射の影響で、北日本から西日本にかけては21日は、大気の状態が非常に不安定となる所がある。
これにより、九州南部では、台風周辺の暖かく湿った空気や台風本体の発達した雨雲の影響で、21日から22日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。特に鹿児島県(奄美地方を除く)では、21日夕方から22日夕方にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。
北日本から西日本にかけては雷を伴って非常に激しい雨が降る所がある。また、九州では21日から22日にかけて強い風が吹いて、うねりを伴って波が高くなる。台風が発達した場合は、九州南部で警報級の暴風となる可能性がある。九州南部では21日から22日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、暴風に注意・警戒が必要となる。
6日から12日にかけての大雨で被害を受けた地域では、通常よりも少ない雨でも災害の危険度が高まる。西日本では21日から22日にかけて強風や、うねりを伴った高波に注意し、北日本から西日本にかけては、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。
そのため、傘下会員に対して、「気象状況の把握に努め、輸送の安全確保に万全を期すこと」「社内における連絡体制を確保すること」「安全運行が確保できないおそれがある場合は、運休や運行計画の変更などの指示を行うとともに、利用者に対して運休や運行計画の変更などの情報を発信すること」「車両の退避など出水への事前対応を実施すること」に留意するように周知を要請した。
事務連絡は、物流・自動車局貨物流通事業課、安全政策課、旅客課の3課合同で発しており、全ト協のほか、日本バス協会、全国ハイヤー・タクシー連合会にも同様の要請をしている。