いすゞ/大型トラック「ギガ」を改良、GVW25トンの低床3軸車を新設定
2023年09月04日 15:19 / 車両・用品
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いすゞ自動車は9月4日、大型トラック「ギガ」を改良し、販売を開始した。
今回の改良では、国内大型トラック初となる車両総重量(GVW)25トン低床3軸車を新たに設定。低床4軸車を上回る積載量と十分な荷室容積を実現し、車型ラインアップを拡充した。いすゞ完成車シリーズの「Gカーゴ」にも設定している。
<いすゞ新型ギガ(GVW25トン低床3軸車)>
荷室内寸法高をGカーゴ標準仕様(6UZ1-TCS・スムーサーGx・リヤエアサス・ハイルーフ)で高床3軸車、低床4軸車と比べると、低床3軸車は2615mm(日本フルハーフ)/2600mm(日本トレクス)であるのに対し、高床3軸車は2500mm、低床4軸車は2655/2650mm。最大積載量は低床3軸車が1万4400kg、高床3軸車が1万4200kg、低床4軸車が1万4000kgとなり、これまで以上に高効率輸送を実現する。
また、ダブル連結トラックにも採用可能なフルエアサスペンション仕様のフルトラクタを新規設定したほか、JR貨物新規格コンテナ輸送に対応したフルトラクタを新規設定。ドライバー不足の問題解消に向け、フルトラクタの展開も拡大された。
<ダブル連結トラック>
さらに、安全運転支援システムでは、ブラインドスポットモニター(BSM)の性能を向上させ、検知範囲を拡大した他、レーンキープアシスト(LKA)のオプション展開を拡大し、全車で選択できるようになった。
<BSM:歩行者や自転車などと衝突するおそれがある場合、左右ピラー部の警告灯、メーターディスプレイ、警報音で注意喚起を行う>
この他、いすゞ完成車「Gカーゴ」では、荷室の床材をアカシア集成材から竹集成材に変更。床面の強度を高め、さらなる品質向上が図られている。
<荷室床材に竹材を採用>
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