日本郵便/8月に全国13支社中4支社で通勤中の「酒気帯び運転」5件発生

2025年10月01日 15:01 / 経営

日本郵便は9月30日、全国13支社の通勤時を含む8月の「酒気を帯びた状態での運転」の発生状況を発表した。

8月は、東北、関東、南関東、近畿の4支社で、通勤中の酒気帯び運転が発生した。

通勤中の酒気帯び運転が発覚した郵便局は、東北支社(盛岡中央郵便局、会津西山郵便局)、関東支社(浦安郵便局)、南関東支社(石和郵便局)、近畿郵便局(向日町郵便局)の5局となった。

業務中、通勤中の酒気帯び運転がなかったのは、北海道、東京、信越、北陸、東海、中国、四国、九州、沖縄の9支社だった。

支社 集配業務中 通勤中 合計
北海道支社 0 0 0
東北支社 0 2 2
東京支社 0 0 0
関東支社 0 1 1
南関東支社 0 1 1
信越支社 0 0 0
北陸支社 0 0 0
東海支社 0 0 0
近畿支社 0 1 1
中国支社 0 0 0
四国支社 0 0 0
九州支社 0 0 0
沖縄支社 0 0 0
支社合計 0 5 5

「酒気帯び運転」「酒気を帯びた状態での運転」はいずれも、前日の飲酒によりアルコール反応が出たもので、通勤中に飲酒をしていたものではない。 また、乗務前の点呼において実施しているアルコール検知により発覚したものであり、業務中の運転には至っていない。

道路交通法では、呼気中アルコール濃度0.15mg/リットル以上を「酒気帯び運転」と定義し、免許停止90日間の行政処分を科している。

一方で、呼気中アルコール濃度0.15mg/リットル未満が検出される状態は、道路交通法上の罰則を伴う「酒気帯び運転」には該当しないが、飲酒運転を発生させないことが日本郵便の責務であると認識し、「酒気を帯びた状態での運転」として、4月から毎月の状況を公表している。

通勤中に、道路交通法上の罰則を伴わない、酒気を帯びた状態での運転(呼気1L中にアルコールが0.15mg未満検出される状態)は、北海道支社1件、東京支社2件、関東支社2件、南関東支社1件、信越支社1件、近畿支社3件、四国支社2件、九州支社1件、合計13件発生した。

日本郵便/7月に全国13支社中3支社で通勤中の「酒気帯び運転」3件発生

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