カンダホールディングス/「点呼ロボットを用いた自動点呼システム」5営業所で稼働

2025年12月18日 12:03 / 施設・機器・IT

カンダホールディングスは、現在、省人化・省力化の一環として点呼支援ロボットを用いた自動点呼システムを導入している。

12月16日に発表した「個人投資家向けオンデマンド会社説明会資料」によると、自動点呼システムは、カンダコアテクノ1営業所、関西配送1営業所、アサクラ2営業所、中村エンタープライズ1営業所の計5営業所で稼働している。

<自動点呼システム>
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出典:2025年12月個人投資家向けオンデマンド会社説明会資料

自動点呼とは、従来、運行管理者等が運転者と対面で実施していた、運送事業における点呼(運行の安全を確保するために必要な指示等)を、認定機器やシステムによって実施するもの。

早朝、深夜、休日を問わず対応していた点呼業務を、運行管理者等が営業所に常駐していない状況でも実施することができるため、業務効率化、運行管理者等の人手不足の解消につながる。

また、「業務後」に限って認められていた自動点呼は、2025年4月30日付の告示改正によって「業務前」の実施も可能となった。

点呼支援ロボットの導入により、24時間365日の対応が必要であった運行管理者の業務負担は大幅に軽減される。今後もこれら省人化・省力化につながる取組みを継続する。

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