ヤマトモビリティ&Mfg./EVコンバージョントラックの普及に向け4社で実証開始
2026年01月15日 16:39 / 車両・用品
ヤマトモビリティ&Mfg.(埼玉県川越市)、JA三井リース、JA三井リースオート、電知(埼玉県本庄市)の4社は、このほどEVコンバージョントラックのバッテリー診断に関する共同実証を実施するための覚書(MOU)を締結した。
今回の実証は、ディーゼルトラックをEV化する「EVコンバージョントラック」の普及を阻む最大の課題である、バッテリーの長期的な信頼性への不安を解消するのが目的。
EVコンバージョントラックは、新規にEVトラックを購入する場合と比べて半分以下のコストでEV化が可能であり、既存車両を活用して脱炭素化を実現する経済的なソリューション。しかし、多くの導入検討者はバッテリーの劣化度合いや今後の使用可否に対して不安を抱いている。
<ヤマトモビリティ&Mfg.のEVコンバージョントラック>

この実証では、電知が持つ特許技術を活用した高精度なバッテリー診断技術と、ヤマトモビリティ&Mfg.が提供するEVコンバージョン技術を組み合わせ、バッテリーの劣化状態やSOH(健康状態)を客観的かつ定量的に把握する手法を確立する。
さらに、JA三井リースグループが電知の診断技術の実用化と普及を支援し、ヤマトモビリティ&Mfg.はその結果をもとに、導入検討時や運用中にバッテリーの状態を分かりやすく提示できる仕組みを構築することを目指している。
これにより、導入を検討する企業が車両の状態を正確に理解し、安心して導入を判断できる環境を整えることが可能になる。この取り組みは、高いコスト競争力を持つEVコンバージョントラックの普及と市場拡大を後押しするものだ。
JA三井リースオートは、バッテリー診断技術が中古EVコンバージョントラック市場における課題解決の鍵となるとコメント。またヤマトモビリティ&Mfg.は、電知の診断技術をアフターサービスとして導入することで顧客の不安を払拭できるとしている。
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