施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- 西濃運輸/集荷時間の通知機能を全店導入、物流業務のDXを加速 (04月30日)
- 愛知県トラック協会/「東三河トラック輸送サービスセンター」売却、5月23日に一般競争入札 (04月28日)
- 仙台TS/5月17日「食堂」8時~13時の短縮営業 (04月25日)
- 中国道/大佐SA(上下線)トイレリニューアル (04月25日)
- EVモーターズ/大阪に南港サービスセンターを新設 (04月24日)
2023年10月02日 15:13 / 施設・機器・IT
ヤマト運輸は10月2日、再生可能エネルギー由来電力(再エネ電力)を活用したエネルギーマネジメントを行うモデル店として、八幡営業所(京都府八幡市)の本格稼働を開始したと発表した。
<八幡営業所の外観>
同営業所は、集配車両32台をすべてEVとしたのが大きな特徴。全車両EVで稼働する営業所は全国でも初となる。
32台のEVは、三菱ふそうのeキャンター(最大積載量2トン)が11台、日野自動車のデュトロZ EV(最大積載量1トン)が21台。
<集配業務に使用するEV>
また太陽光発電設備を設置し、再エネ電力を発電するほか、蓄電池や関西電力グループの電力平準化システムなどを活用してエネルギーマネジメントを行うことで、夜間のEV一斉充電による電力使用ピークの偏りを緩和するなど、EV導入における課題を解決するとともに、サステナブルな物流を実現する。
ヤマトグループは、2050年温室効果ガス(GHG)自社排出量実質ゼロおよび2030年GHG自社排出量48%削減(2020年度比)の実現に向けて、EV2万台の導入、太陽光発電設備810基の導入、ドライアイス使用量ゼロの運用構築、再エネ電力の使用率を全体の70%まで向上するという主要施策を中心に取り組みを進めており、同営業所の取り組みもその一環。集配車両としてはEVトラックの三菱ふそうeキャンター900台、日野デュトロZ EV500台の導入を順次進めるなどしており、今後も引き続きEVや太陽光発電設備の導入、再エネ電力の使用率向上などを進めるとともに、複数のEV運用オペレーションを想定したエネルギーマネジメントの検証を進め、サステナブル経営を強化していくとしている。
■営業所概要
・営業所名:ヤマト運輸株式会社 八幡営業所
・所在地:京都府八幡市八幡久保田11
・営業時間:8:00~21:00