Hacobu/生成AIが帳票から必要なデータを抽出する新サービス「MOVO Adapter」を提供開始

2026年02月20日 13:14 / 施設・機器・IT

Hacobuは、生成AIが帳票を物流データ化するAI-OCRサービス「MOVO Adapter(ムーボ・アダプター)」の提供を開始した。

このサービスは、帳票の内容を生成AIが「読んで理解」し、必要な情報を出力するサービス。これにより、従来の手入力業務を効率化し、物流業務における労働力不足の課題解決を目指す。

「MOVO Adapter」は、バラバラな書式で作成された帳票から生成AIが「配送日」や「品名」といった情報を自ら判別することが特徴だ。従来のAI-OCRでは、帳票ごとに読み取り枠の設定が必要だったが、このサービスでは生成AIが意味を理解して情報を抽出するため、荷主企業ごとにフォーマットが異なる帳票にも対応可能である。さらに、手書き文字やFAX特有のかすれ・歪みがある帳票にも適応する。

<AI-OCR「MOVO Adapter」>
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読み取ったデータはCSV形式で出力され、同社が提供する配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」など、MOVOシリーズに取り込むことができる。また、既存の基幹システムや倉庫管理システムとも連携可能であり、物流業務の後続工程をスムーズに進めることが可能だ。これにより、FAXを見ながらシステムに手入力する作業を削減し、入力ミスや配送トラブルの軽減につながる。

物流業界では、人手不足が深刻化しており、業務効率化が喫緊の課題となっている。多くの企業では配送依頼書や商品発注書が依然としてFAXや紙で受領され、担当者が手入力でシステム登録を行う状況が続いている。このようなアナログ業務が原因で、入力ミスや納期遅延、配送トラブルが発生している現状に対して、同社は「MOVO Adapter」を通じてデジタル化を推進する。

<CSV形式で出力することで、既存の基幹システムや倉庫管理システムとも連携可能>
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「MOVO Adapter」の操作はシンプルで直感的なUIを備えており、ファイルのアップロードからデータ出力までの作業を3ステップで完了できる。これにより、これまで属人化していた入力業務を標準化し、効率的な運用を実現することが可能だ。

同社では今後、さらにFAXや紙の帳票だけでなく、電話での受注内容やメール本文に記載された依頼情報など、これまで人の手で処理されてきた業務の起点をデータ化し、MOVOシリーズへとつなげる構想を掲げている。このデータ化により、物流プロセス全体の可視化と改善を進め、データに基づく物流改革「Data-Driven LogisticsR」の実現を目指している。

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