HW ELECTRO/ドライバー緊急時自動運転の実現に向け、ヘルステック企業と提携
2023年08月17日 15:20 / 施設・機器・IT
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「ELEMOシリーズ」を開発・販売する商用EVメーカーHW ELECTROは8月17日、ヘルステック事業を展開するメディロム(東京都港区)の子会社MEDIROM MOTHER Labs(東京都港区、以下マザーラボ)と、事業提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
<ELEMOシリーズ>
両社は今後、HW ELECTROのコネクテッドサービス「HW ELECTRO Platform Service」と、マザーラボが開発する充電不要のスマートトラッカー「MOTHER Bracelet」で取得するバイタルデータを連携させることで、ドライバー緊急時自動運転(半自動運転)の実現を目指していく。
<ドライバー緊急時自動運転(半自動運転)イメージ>
「HW ELECTRO Platform Service」は、車両とインターネットをつなぎ、災害支援や配送領域の最適化をはじめとした利便性の高いDX環境の提供を目的に、今春リリースされた独自のコネクテッドサービス基盤。「MOTHER Bracelet」は、24時間365日充電不要で、歩数・睡眠量・消費カロリー・心拍数・体表温の5つのデータが記録可能な活動量計で、取得したバイタルデータをHW ELECTRO Platform Serviceと連携させることで、より快適で安全なドライバーの運転環境を提供する。
具体的な取り組みとしては、まずMOTHERのデータを自動で取得する「MOTHER Gateway」をELEMOシリーズ車両へ搭載し、運転者の走行中のバイタルデータが可視化できる状態を目指す。MOTHERが計測したバイタルデータをHW ELECTRO Platform Service上で表示し、事業者側が運行データと共にリアルタイムでバイタルデータを確認できる環境を作る。
将来的には、ELEMOシリーズ車両とMOTHERが、HW ELECTRO Platform Serviceを通じてつながり、運転者のバイタルデータと連動した半自動化を実現することで、運転中の体調急変による事故の防止を目指す。運転者の走行中のバイタルデータに異変を検知した際に自動運転に切り替わり、周囲の車両にアラートを発信しながら自動で路肩に安全に停車するシステムを提供する事で、事故を大幅に減らすとしている。
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