車両・用品 に関する最新ニュース
一覧- トヨタ/ハイエースバンに200系20周年記念の特別仕様車を設定 (02月07日)
- 新明和オートセールスなど/カーボンオフセット付ごみ収集車のサブスク提供を開始 (02月04日)
- ロボデックス/小型カートリッジに高圧充填できる移動式水素充填トラックを開発 (02月04日)
- 日産/アトラス普通免許対応モデルにダブルキャブを追加 (02月03日)
- ハンコックタイヤ/4月1日から5%値上げ (02月03日)
2023年08月21日 14:52 / 車両・用品
三菱ふそうトラック・バスは8月21日、南米チリ共和国で2023年内に電気小型トラック「eCanter」の販売を開始すると発表した。
eCanterは先代モデルも含め、これまで日本の他、欧州、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどに投入しているが、南米市場へのeCanter投入は今回が初。なお、チリ向け車両は日本で製造し輸出する。
<三菱ふそう eCanter>
eCanterは車両総重量(GVW)6.5トンから8.55トンまでの5型式を設定、ホイールベースに応じてバッテリーを1個から最大3個まで搭載可能なモジュール式バッテリーを採用し、1回の充電で最大200kmの航続距離を実現、さらにより幅広い架装に対応できる動力取り出し装置(ePTO)を搭載したのが大きな特徴。またチリ向け仕様では衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5」や「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」などの先進安全機能も標準搭載する。
チリでの小型トラック「キャンター」は、同国の小型トラックセグメントで18%のシェアを占めている。またチリでは2045年までに貨物輸送用車両の新車販売を100%ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)に移行する目標を含む「エレクトロモビリティ国家戦略」を掲げ、公共の充電スタンドも増加、電気自動車に対する税制上の優遇措置もあり、eCanterなどEVトラックの普及拡大も期待される。