新車販売台数/8月のトラック販売台数は前年比23%増、いすゞの伸長が目立つ

2023年09月01日 15:16 / 施設・機器・IT

日本自動車販売協会連合会(自販連)は9月1日、23年8月の新車販売台数を発表した。

乗用車、貨物車、バスを合わせた全体の新車販売台数は21万3865台で、前年同月比19.4%増。1-8月の累計では167万8969台で210%増となり、生産回復により大きくプラスとなった。

このうち8月の貨物車は23.0%増となる2万9876台。内訳は普通貨物車が1万3110台(39.7%増)、小型貨物車が1万6766台(12.4%増)。普通貨物車が大きく台数を伸ばしている。

ブランド別では、日野3420台(13.9%増)、いすゞ6149台(74.4%増)、三菱ふそう2881台(39.0%増)、UDトラックス835台(24.6%増)。4ブランドとも台数を伸ばしたが、特にいすゞの好調さが目立つ結果となっている。

<23年8月 新車販売台数>

普通 小型 本年累計
日野 合計 2,631 789 3,420 26,667
前年比 124.2 89.4 113.9 86.4
いすゞ 合計 5,414 735 6,149 43,567
前年比 178.5 149.1 174.4 173.4
三菱ふそう 合計 1,903 978 2,881 22,600
前年比 152.4 118.8 139.0 138.2
UDトラックス 合計 825 10 835 6,765
前年比 124.1 200.0 124.6 116.6

また、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した8月の軽自動車新車販売台数は、全体で12万6477台、前年同月比14.0%増となり、2か月ぶりのプラスとなった。

このうち貨物車は2万9239台で同6.1%減(3か月連続減)。貨物車の内訳は、ボンネットバンが2537台で前年同月比22.6%減(13か月ぶり減)、キャブオーバーバンが1万4380台で同3.0%減(3か月連続減)、トラックが1万2322台で同5.5%減(3か月連続減)となった。

車体生産台数/10月度は約13%増で好調に推移

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