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2023年10月02日 15:37 / 経営
CJPT(Commercial Japan Partnership Technologies)は10月2日、日野自動車の復帰を決定したと発表した。
日野は昨年3月に発覚した認証不正問題により、昨年8月にCJPTから除名。しかし、その後1年間の信頼回復に向けての同社の取り組みに加え、社会課題の解決に向けては「日本やアジアのカーボンニュートラル、物流業界のために、日野の力も必要である」との声も多いことから、CJPTでは復帰を判断したとしている。
CJPTは、関連する契約に日野を再度加えるとともに、トヨタがCJPTへ出資している株式(70%)から10%を日野に再度譲渡する。福島、東京での社会実装等、現在CJPTが取り組んでいるプロジェクトにも改めて参画する。
またCJPTは同日、タイに新会社CJPT-Asia(Commercial Japan Partnership Technologies Asia)の設立を発表。トヨタ、いすゞ、スズキ、ダイハツとともに、日野もこの新会社に参画することを明らかにした。
日野自動車は「不正問題を重く受け止め、車両の再認可や、一軒一軒のお客様へのご説明など、丁寧に対応させていただくと同時に、企業風土改革をはじめとする再発防止策を徹底してまいりました。引き続き日野は、日野の信頼回復に向け、これらの取り組みを全社を挙げて進めてまいります。
そして、CJPT、およびCJPT-Asiaに改めて参画させていただくことで、カーボンニュートラル社会の実現に加え、物流における2024年問題、社会インフラの対応、安全性の向上など、社会課題の解決に貢献することを目指して、想いを共有するパートナーの皆様と取り組みを強化・加速してまいります」とコメントしている。