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2023年10月05日 11:12 / 施設・機器・IT
大王製紙は10月4日、大王グループの物流を担うダイオーロジスティクスが運営する工場併設物流センター「エリエールロジスティクスセンター富士南陵(静岡県富士宮市)」、「エリエールロジスティクスセンター富士北山(静岡県富士宮市)」の2拠点に無人フォークリフト(AGF)を計6台導入すると発表した。
24時間稼働する大型物流センターに無人フォークリフトを新たに導入することで、倉庫内業務の働き方改革を推進することが狙いで、エリエールロジスティクスセンター富士南陵は10月から2台、エリエールロジスティクスセンター富士北山は11月から4台を導入する予定。
導入するAGFはフランスBALYO社製。「ISO3691-4」に準拠した360度のLiDARセンサーや安全センサー、3Dカメラなど、複数センサーの組み合せにより障害物を感知し自律移動が可能なAGFで、製品パレットの複数段積みつけも可能。
<無人フォークリフト「AGF」使用イメージ>
独自のアルゴリズムでマッピングを生成、周辺情報を取得し自身の位置を特定するため、倉庫地面にガイドや磁気ライン、柱への反射板等の設置も不要。有人フォークリフトと同じエリアでの作業も可能としている。輸入及び設置は、大王グループのダイオーエンジニアリングが担当。
同グループでは、今後、ホーム&パーソナルケア及び紙・板紙部門の他物流センターへの導入も検討。このほか、生産した商品を積みつけるパレットにRFIDを貼付し、倉庫からパレットを運び出した際、自動的に在庫減を認識する仕組みの導入も検討しており、物流に関連する労働環境改善を進めていくとしている。