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2023年11月20日 18:02 / 施設・機器・IT
国土交通省は11月20日、スイスで開催された国連の自動車基準調和世界フォーラムにおいて、日本が議論を主導した「大型車EDR(イベント・データ・レコーダー)の国連基準」が合意されたと発表した。
今回合意された国連基準は、乗車定員10人以上のバス及び車両総重量3.5トンを超えるトラックを対象にするもの。
EDRとは事故前後最大30秒程度のアクセル、ブレーキ、衝突被害軽減ブレーキ作動状況等のデータを記録する装置で、急減速、車両停止、衝突被害軽減ブレーキ等の安全装置作動をトリガーに、事故時の車両の制御等に関する情報(加速度、安全装置の作動状態等)を記録する。
<大型車EDRの作動イメージ>
2024年6月頃の発効を予定しており、道路運送車両の保安基準も発効時期に合わせて改正予定としている。
乗用車に対するEDRの国連基準は2021年に発効しているが、大型車に対するEDRについても導入すべく、日本が米国及びオランダとともに専門家会議の共同議長を務め議論を主導したことで、今回の合意に至った。