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2023年12月11日 17:01 / 施設・機器・IT
マクニカ(神奈川県横浜市)は、スマートアイ(スウェーデン)が開発したドライバーモニタリングシステム「AIS」(Applied AI System)の日本における代理店契約を締結し、12月6日から販売を開始した。
「AIS」は、AIベースのモニタリングソフトウェアを搭載した車内カメラで、ドライバーの視線、頭部動き、表情、疲労、注意力などの微妙な変化を分析。眠気や注意散漫の初期兆候を検出するとドライバーに通知し、安全運転を促すことで危険な状況を未然に防止する。
<ドライバーモニタリングシステム「AIS」検出映像>
眠気やあくびのほか、飲食、喫煙、携帯電話の使用なども検知。また視線が道路に集中していないことを検知すると、音声で警告する。また、マスクやサングラス着用でも顔を認識する。プライバシーのため録画や保存はされない。
<ドライバーモニタリングシステム「AIS」>
スマートアイのバイスプレジデント兼Applied AI System事業ユニット長のマグナス・ブルンゼル氏は「マクニカと販売契約を締結できたことを嬉しく思う。危険な運転行為を防止するためのパートナーシップが日本で成功することを期待している」と述べている。