マップル/「業務用カーナビSDK」ラスタータイルデータ重ね合わせ表示機能オプションを提供
2023年12月12日 15:14 / 施設・機器・IT
- 関連キーワード
- カーナビゲーション
昭文社ホールディングスの子会社であるマップルは2024年1月26日、AndroidやWindowsタブレットで動作する業務アプリにカーナビゲーション機能を付加できるソフトウェア開発キット「業務用カーナビSDK」において、「ラスタータイルデータの重ね合わせ表示機能オプション」を提供する。
ラスタータイルデータは、地理情報を小さな正方形のタイルに分割し、ウェブマッピングやGISで高効率かつ迅速に可視化・取得するための一般的な形式。衛星画像や航空写真など様々なデータが提供されている。
<新機能のイメージ>

従来は、カーナビ用の地図と住宅地図や気象情報、航空写真などカーナビにはない情報は別の画面やアプリケーションで表示する必要があったが、オプションを利用することにより、カーナビで表示する地図の上にXYZ方式のラスタータイルデータを簡単に重ね合わせて表示することができるようになる。XYZ方式は、タイルベースの地図データを効果的に管理・表示するための方式。XYZは、縦方向(Y)、横方向(X)、およびズームレベル(Z)を意味している。
マップルはオプションの提供を通じて、業務用カーナビと住宅地図や気象情報、航空写真のデータ等を組み合わせた利活用を推進し、宅配やデリバリー業務のラストワンマイルにおける課題解決やインフラの点検業務などの更なる効率化に貢献するという。
なお、各種ラスタータイルデータは製品には含まれない。表示するラスタータイルデータはオンライン、オフライン双方に対応する。住宅地図、気象情報、航空写真の入手方法や、空港内や工場敷地内等のカーナビ上への表示については、マップルでも相談できる。
「業務用カーナビSDK」では、最大縮尺で建物の主要な形状が表示される詳細図を用意している。しかしながら配達業務等のシステムを提供する顧客から、カーナビのシステムで住宅地図を利用したいという要望を多く得た。オプションを利用することでラスタータイル形式の住宅地図をカーナビのシステム内で利用できる。上記の図では刊広社の住宅地図「メーサイズマップデータ」を表示。刊広社の住宅地図データの利用については、住宅地図の利用ライセンス契約が必要となる。
「業務用カーナビSDK」の豊富なAPIを活用し、車載GISとして利用する場合、航空写真上に現在地の表示をしたいなどの要望があった。オプションを利用することで航空写真をカーナビのシステム内で利用できる。システム上に2つの地図画面を表示し、一方だけを航空写真で表示し大まかな位置を把握するなどの利用方法も実現する。
上記の図では国土地理院のシームレス空中写真を利用している。国土地理院の空中写真の利用については、国土地理院コンテンツ利用規約を確認しルールに沿った運用が必要となる。
従来の「業務用カーナビSDK」では車載端末では、リアルタイムな気象情報は見れなかったが、インフラ点検などの業務等では気象情報が重要な要素となる。カーナビ画面上で降水情報や雷情報などを参照することでリスクを減らした運行が可能となる。地図上に透過して表示が可能なほか、一定時間での自動更新などリアルタイムな気象情報ならではの対応を工夫した。
上記の図ではハレックスの気象情報API、HalexSmart!を表示している。ハレックスでは、さまざまな情報をラスタータイルデータとして配信しており、それらを地図上に重ねて表示することが可能。ハレックスのHalexSmart!の利用については、HalexSmart!の利用ライセンス契約が必要となる。
<巡回セールスマン問題を解決する巡回ルート探索(商品配達、設備点検など)>

業務用カーナビSDKは業務アプリの開発者が利用するカーナビSDKパッケージ。「既存のシステムに簡単にカーナビを導入したい」「カーナビ機能付の独自業務アプリを開発したい」といった、SIベンダー/ソフトウェア開発事業者や、所有する業務車両への独自カーナビを考える事業者の開発業務に役立つ。
<緯度経度の点列から経路を再現する点列ルート探索(ごみ収集、バス運行など)>

タブレットで動作する業務アプリにカーナビ機能の追加が簡単にでき、バスやタクシー、ごみ収集など、はたらく車の業務課題を解決するさまざまなルート探索機能を用意している。
<進入したくないエリアを指定できる回避エリアルート探索(資材搬入、警備業務など)>

■業務用カーナビSDK
https://mapple.com/products/system-biznavi/
最新ニュース
一覧- 三菱ふそう/欧州最大の自動車ディーラーを代理店に選定、欧州市場の販売強化目指す (01月13日)
- いすゞA&S/エルフ専用カスタムアクセサリーにワークキャリアなど追加設定 (01月13日)
- トヨタ自動車/ハイエースを一部改良し、2月2日に発売 (01月13日)
- SBSロジスター/一般貨物自動車運送事業の許可を取得し実運行を開始 (01月13日)
- 25年全国倒産件数/全業種では12年ぶりに1万件超も運輸業は408件で減少 (01月13日)
- 国土交通省/国内貨物量で上位3200社の荷主等「特定事業者」に指定、行動変容で8億4500万円予算計上 (01月13日)
- 国土交通省/2026年度以降にレベル4自動運転トラック社会実装、12億7500万円予算計上 (01月13日)
- 国土交通省/中小物流事業者の労働生産性の向上等の推進で15億5000万円の予算計上 (01月13日)
- 国土交通省/適正原価設定に向けた実態調査など「商慣行見直し」で5億2800万円予算計上 (01月13日)
- 中小企業庁/取適法の厳正な執行で「取引Gメンによるヒアリング」年間1万件以上目標 (01月13日)
- 新東名/2月7日・8日、藤枝PA(上り)を夜間閉鎖 (01月13日)
- 中部横断道/富沢IC~南部IC(上下線)、1月20日・21日昼間通行止め (01月13日)
- 東京マラソン/首都高4号新宿線・5号池袋線、都心環状線など、3月1日一時出入口規制 (01月13日)
- 九州運輸局/25年12月、トラック運送事業者6社許可 (01月13日)
- 東北運輸局/25年12月、トラック運送事業者5社許可・貨物利用運送事業者2社登録 (01月13日)
- 三菱ふそう/中型トラック「ファイター」477台をリコール、リヤビューカメラの不具合 (01月13日)
- 国土交通省/金子大臣「荷待ち・荷役時間の短縮、さらなる賃上げに向けて全力を尽くす」 (01月09日)
- 国土交通省/2030年から貨物自動車にも「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」装着義務付け (01月09日)
- 25年の休廃業・解散件数/運輸業が増加、過去10年で最多 (01月09日)
- いすゞA&S/東京オートサロンでカスタマイズモデル3台を公開 (01月09日)



