業績 に関する最新ニュース
一覧- JL連合会/大雨や夏野菜出荷減少で、25年8月全国取引高は6.8%減 (09月12日)
- 運輸業倒産件数/25年8月は34社が倒産、4カ月ぶりに前年同月上回る (09月08日)
- 新車販売台数/25年8月の国内トラック販売、いすゞが好調に推移 (09月02日)
- 貨物自動車輸送量/2025年5月の営業用輸送トン数、前年より1.8%減 (09月01日)
- 自検協/25年5月の貨物用自動車保有台数、前月より9379台増 (09月01日)
2024年01月22日 15:03 / 業績
日野自動車は1月20日、サウジアラビアで開催されたダカール・ラリー2024にHINO600シリーズで参戦した「日野チームスガワラ」が、トラック部門総合6位で完走したと発表した。
<ポディアムに登壇した日野チームスガワラ>
1991年に日本の商用車メーカーとして、日野が初めて同ラリーに参戦して以来、連続33回の完走となる。
前回に続きHINO600シリーズで参戦した日野チームスガワラは、47台のトラック部門中、15番手でスタート。序盤、駆動系や燃料系にトラブルが発生するなどしたが、その後は順調に走行を続け、大きなトラブルが発生することなく完走を果たした。
<完走を果たしたHINO600シリーズ>
ドライバー兼代表の菅原照仁氏は「今回の結果は当初の目標通り。エンプティクオーターでの燃料トラブルは残念でしたが、直してからはしっかり走れた」と今回のラリーを総括。またナビゲーターを務めた染宮弘和氏は「今年の大会を通じてクルマと人、チーム力がかみ合えば、日野は現在のトラック部門で総合5位は狙えるように感じた」と今後への手応えを語った。
また開発責任者である技術研究所 ダカールチャレンジグループの榎本満氏は「前回大会で頻発したエンジンの冷却系不具合は改善、トランスファーのローレンジが今年のエンジン特性とマッチしたことで、砂丘走行にて効果を発揮しました。また、ロスタイムを減らすため、QDRに優れた車づくりや選手の走行テクニック、メカニックおよびサポートメンバーによる日々の万全な状態での車両の送り出しが功を奏し、好成績につながったものと自負しています。どんな困難でも絶対に稼働を止めず、チーム全員が一丸となって全力で取り組んだ結果のレース展開だったと思います。日野が目指すトータルサポートに近づけたのではないでしょうか」と振り返った。
■ダカール・ラリー2024トラック部門 結果表
順位 | № | チーム | 車両 | ドライバー・ナビゲーター |
1 | 601 | MM TECHNOLOGY TEAM | IVECO POWERSTAR | (CZE) MARTIN MACIK |
(CZE) FRANTISEK TOMASEK |
||||
(CZE) DAVID SVANDA |
||||
2 | 602 | INSTAFOREX LOPRAIS PRAGA | PRAGA V4S DKR | (CZE) ALES LOPRAIS |
(CZE) JAROSLAV VALTR JR |
||||
(CZE) JIRI STROSS |
||||
3 | 603 | EUROL RALLYSPORT | IVECO POWERSTAR | (NLD) MITCHEL VAN DEN BRINK |
(ESP) MOISES TORRALLARDONA |
||||
(NLD) JARNO VAN DE POL |
||||
4 | 600 | BOSS MACHINERY TEAM DE ROOY FPT | IVECO POWERSTAR | (NLD) JANUS VAN KASTEREN |
(POL) DAREK RODEWALD |
||||
(NLD) MARCEL SNIJDERS |
||||
5 | 622 | BECX COMPETITION TEAM DE ROOY FPT | IVECO POWERSTAR | (NLD) MICHIEL BECX |
(NLD) WULFERT VAN GINKEL |
||||
(NLD) EDWIN KUIJPERS |
||||
6 | 609 | HINO TEAM SUGAWARA | HINO 600 | (JPN) TERUHITO SUGAWARA |
(JPN) HIROKAZU SOMEMIYA |
||||
(JPN) YUJI MOCHIZUKI |