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2024年02月09日 16:20 / 業績
いすゞ自動車が2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高2兆5415億3200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益2535億6100万円(28.1%増)、経常利益2702億300万円(28.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1594億2400万円(26.7%増)となった。
第3四半期連結累計期間の総販売台数は、51万551台で前年同期に比べ10.0%減となった。
国内車両販売は、部品不足が改善したことで7672台(19.7%)増加し4万6696台と好調に推移した。しかし、海外はインフレ及び金利上昇の影響を受け、トラック・バスはアジアを中心に2万7786台(12.8%)減少し18万8951台、LCV(ピックアップトラック及び派生車)はタイを中心に3万6631台(11.8%)減少し、27万4904台となった。
総販売台数は減少したものの、価格対応、円安影響、アフターセールス伸長によるプラスが上回り、9ヶ月累計の売上高及び全ての利益項目で、過去最高を更新する結果となった。
通期は、売上高3兆4000億円(6.4%増)、営業利益2800億円(10.4%増)、経常利益3000億円(11.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1650億円(8.7%増)を見込んでいる。