車体生産台数／1月は大型・中型バンが好調に推移

日本自動車車体工業会（車工会）が2月27日に発表した2024年1月度の会員生産台数は、14万6766台で前年同月比3.8％減となった。

このうち国内は6万6148台（23.9％減）、輸出は8万618台（22.9％増）。国内の落ち込みを、輸出の大幅プラスでカバーした結果となった。

カテゴリ別では、冷凍・冷蔵車、ウイング車、ドライバン等のバンが20.5％増と好調に推移。特に大型は41.0％増、中型も20.3％増と大きく数字を伸ばした。

塵芥車、ミキサー車、ダンプ車など特装車は、輸送系車両が伸長し2.3％増。福祉車、警察車、救急車など特種車も8.0％増となった。

一方、平ボデートラックは標準型が22.8％減となったことで全体では7.5％減と前年割れ。ただし大型は14.1％増、中型は15.2％増と好調に推移している。トレーラは平床は前年を超えたが、コンテナ27.9％減、バン21.1％減と台数を落としており、全体では11.3％減となった。

＜2024年1月度車体工業会会員生産月報＞

車体生産台数／10月度は約13％増で好調に推移