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2024年04月19日 16:05 / 交通
NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)は4月19日、高速道路SA・PAのEV急速充電器整備の取り組みについて発表し、2024・2025年度に約430口を増設予定であることを明らかにした。
NEXCO3社は高速道路SA・PAにおける急速充電器の整備・拡大を進めており、2023年度は全国52箇所のSA・PAで129口の急速充電器を増設、合計で640口となった。また23年度は充電器1基で複数台のEV・PHEVが同時に充電可能なマルチコネクタタイプや、1口最大150kW級の急速充電器等の整備を進めるなど、内容も充実させている。
<マルチコネクタタイプ(6口):東北道・蓮田SA(上り線)に設置されたニチコンNQM-UCY04P(1口最大出力90kW)>
<最大150kW級急速充電器:伊勢湾岸道・湾岸長島PA(上り線)に設置されたABB製Terra184JJ-X>
2024年度は、全国119箇所のSA・PAで約250口の急速充電器の増設を予定。2025年度も全国114箇所のSA・PAにて約190口の急速充電器の増設を予定し、2025年度末までに急速充電器の充電口数を約1100口まで大幅に増設する予定としている。
<2023年度までの整備実績及び2024年度・2025年度の整備予定(増設口数)>
2020年度末整備状況 | 402口 |
2021年度末整備状況 | 429口(+27口) |
2022年度末整備状況 | 511口(+82口) |
2023年度末整備状況 | 640口(+129口) |
2024年度末整備見通し | 888口(+248口) |
2025年度末整備見通し | 1073口(+185) |
なお、2026年度以降に設置するEV急速充電器については、設置者(充電事業者)を公募する方向で調整中。公募に関する実施方法、場所や条件、時期などの詳細については、関係機関と調整のうえ、改めて発表するとしている。
また、高速道路の路外に整備されたEV急速充電器について、料金調整により利用できる制度や、新たな課金・決済の導入について、2024年度から順次実施できるよう検討を進めている。
整備にあたっては、高速道路におけるEV急速充電器の空白区間(概ね70km以上の間隔)の解消に取組むことも目的とし、空白区間から順次実施していく方針。2024年度は、東海環状自動車道・大野神戸IC~山県IC間の開通に合わせて生じるEV急速充電器の空白区間の対策として、大野神戸IC近傍の道の駅「パレットピアおおの」での導入に向けた制度及び機器の整備を進めていくとしている。