施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- 東京都トラック協会/東京港の海上コンテナ車両待機時間調査結果を公表 (09月04日)
- ナビタイム/「トラックカーナビ」に特殊車両用ルート編集機能を追加 (09月04日)
- TTS/外部電源工事不要のソーラー充電式GPSトラッカーを発売 (09月03日)
- ゼンリンデータコム/「ゼンリン地図ナビ」に住宅地図をフル活用できる新プラン追加 (09月02日)
- ドコマップ/矢崎デジタコとDoCoMAPの連携を開始 (09月01日)
2024年05月24日 17:23 / 施設・機器・IT
e-Mobility Powerと東光高岳は5月23日、次世代超急速充電器(一口最大出力350kW,総出力400kW(最大電流400A×最大電圧1000V))の共同開発について合意したと発表した。
最大出力350kW/口の急速充電器は、CHAdeMO規格最大となる出力で、その急速充電器の開発は世界初。今秋にプロトタイプを公表、来年3月にCHAdeMO認証を取得、来秋に納品・設置を開始する予定。
開発する次世代超急速充電器は総出力400kWの2口タイプで、1台充電時350kW/口、2台同時充電時200kW/口で充電可能。高電圧での急速充電に対応している車両の場合、10分で航続距離約400km相当の充電が可能になるという。
また操作性も向上させ、現行製品比で約30%軽量化した新型充電コネクタと、約10%細く、約20%軽量化した新型充電ケーブルを採用。これにより片手で楽に操作できるようにする。
EVは充電効率・性能向上の手段として、車載電池の高電圧化が進んでいる。現在は一部の輸入EVに留まっているが、今後は国産EVでも採用が増加するものと予想され、EVトラックでも採用拡大が見込まれる。現状でも公共の充電インフラを利用するEVトラックが増えているが、高電圧・高出力の次世代超急速充電器の整備が進めば、よりEVトラックの活用幅が広がり、普及にも弾みがつくものと期待される。