TSR調査/型式指定問題、運輸業にも影響及ぶ懸念
2024年06月07日 13:48 / 経営
- 関連キーワード
- 調査
トヨタなど自動車・オートバイメーカー5社による型式指定申請での不正問題の影響が、全国の取引先に広がる懸念が出てきている。東京商工リサーチの調査によると、不正が発覚した四輪車メーカー4社の取引先は6万2913社で、小規模事業者も多く、全国の関連産業に余波が及ぶ可能性もあるとしている。
調査によれば、ダイハツを除く国内自動車7社の取引先は重複を除くと6万9860社。このうち、今回不正のあった四輪車4社の取引先は、トヨタ4万8130社、ホンダ1万5243社、マツダ1万34社、スズキ9276社。
7社の取引先を産業別で見ると、製造業が2万892社で最も多いが、運輸業も5248社あり、全体の中で7.51%と大きな割合を占めている。
国交省は、不正のあった5社の立ち入り検査に入り、行政処分が出る可能性もある他、既に不正が発覚した車種は出荷出来なくなっている。昨年不正が発覚したダイハツは生産停止が続いたことで、運輸業も含めた幅広い取引先に大きな影響を与えたが、同様の動きとなるおそれもありそうだ。
最新ニュース
一覧- いすゞ自動車/「統合報告書2025」の重要ポイントを紹介する解説動画を公開 (11月07日)
- ボルボ・トラック/燃料消費とCO2排出量を削減する新世代のストップ・スタート機能を発表 (11月07日)
- 両備トランスポート/ジャパントラックショーに2台のゴールドRが参加、来場者にアピール (11月07日)
- 東海電子/「e点呼セルフTypeロボケビー」が業務負担軽減に貢献、アンケート結果を発表 (11月07日)
- ドラEVER/ドライバーの転職活動を効率化する新機能「自己PR自動生成」を提供開始 (11月07日)
- NBSロジソル/従業員が認め合う環境構築、社内ポイント制度「TwooCa」導入 (11月07日)
- ファービヨンド/トラックドライバー向け「安心休息マップ」で物流業界を支援 (11月07日)
- 映画「運送ドラゴン」/運送業界の社会問題描く話題作、12月に奈良で年内最後の上映会 (11月07日)
- 重量超過車両/基準2倍超過「軸重20トン」1台で、道路橋に4096台分の影響 (11月07日)
- 国土交通省/金子大臣「運輸事業振興助成交付金制度は輸送の安全・適正化に欠かせない制度」 (11月07日)
- 都道府県警察/11月の公開交通取締り情報更新、速度違反などを取締り (11月07日)
- 新名神/12月8日から甲賀土山IC~草津JCTで夜間通行止めを実施 (11月07日)
- 山陰道/11月19日から1月20日まで松江道路の一部区間を夜間全面通行止め (11月07日)
- 近畿地域5機関連携/荷主向け「改正物流効率化法説明会」12月19日オンライン開催 (11月07日)
- 公正取引委員会、四国運輸局/高松道のSA・PAでトラックドライバーに聞き取り・周知を実施 (11月07日)
- 四国運輸局/11月「過積載防止強化月間」根絶街頭キャンペーン実施 (11月07日)
- 関東地域連絡協議会/「首都圏大規模同時合同取締」全20カ所で違反車両27台に行政指導 (11月07日)
- 外国人ドライバー採用/3割の企業が増員予定、一方で日本語能力や交通安全意識に不安も (11月06日)
- 業務中サングラス着用調査/消費者の8割は賛成、ドライバーは過度に懸念 (11月06日)
- 古河ユニック/佐倉工場で見学会を開催、大学生・大学院生のキャリア教育を支援 (11月06日)


