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2024年06月11日 10:57 / 経営
日本電気とNEXT Logistics Japan(NLJ)は6月11日、ロジスティクス分野における戦略的提携の検討を開始する基本合意書を締結した。
NECの「共同輸配送プラットフォーム」と、NLJの「NeLOSS(ネロス)」を連携し、共同輸配送の対象ルート・候補決定から、配車と荷物の組み合わせまで、シームレスなサービス提供の早期導入を目指す。
<「共同輸配送プラットフォーム」と「NeLOSS」の相互連携イメージ>

さらに、両社は2040年を目標とした「フィジカルインターネット」の実現に向け、自動運転トラックを利用した輸配送や、製造から販売までの物流プロセス全体における物流データを高度につなぐデジタル化・標準化、社会実装を推進する枠組みの拡大に取り組む。
日本電気の井出伸博コーポレートSVPは、NECの取り組みについて「安全・安心な人とモノの移動をデジタルで支え、すべての人々と産業が公平にサービス・機会を享受できる社会を実現することを目指している」とし、「志を同じくするNLJの幹線輸送の運用ノウハウや物流最適化システムと、NECのロジスティクスプラットフォームを掛け合わせることで実現を加速していく」とコメント。
またNLJの梅村幸生社長CEOは、「NECとNLJの強みを組み合わせることで、生産性の高い持続可能な物流への取り組みを加速させ、日本全国がつながるフィジカルインターネットの社会実装に向け、協業の検討を深めていきたい」と期待を語った。