両備ホールディングスは、昨年6月27日より開始した「宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクト」について、1年後となる今年6月26日時点で216名の乗務社員を確保した。
<7月4日に実施した両備グループ大上真司氏(トランスポーテーション&トラベル部門 副部門長)による発表会見>

この採用プロジェクトは、バス、トラック、タクシー、路面電車、船の交通運輸事業に関わる両備グループ各社による採用活動。採用人数の目標は200名としていたが、これを上回る結果となった。潜在的にプロドライバーへのあこがれを持つ方が多くいること、その方々にきちんとプロモーションが届き、興味関心を持っていただけたこと、さらに、その方々へ待遇処遇・環境改善の姿勢をきちんとお伝えできたことにより、目標を達成できた、としている。
<宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクト 1年間の取り組み>

部門別では、特にバス・鉄軌道ユニットが好調に推移し、目標50名を大きく超える85名を採用。これにより、乗務員不足で運休していた高速バスの復便、路線バスの増便が実現したという。
<部門別採用状況>

一方、トラック輸送を担うトランスポートユニットは、目標50名に対し419名が応募。結果、28名の採用となった。
なお両備グループでは乗務社員の高年齢化が進んでいることから、次のテーマを「若手採用」とし、10代~30代を中心に200名採用を目指す。
両備グループ/「宇宙一本気な乗務社員採用プロジェクト」シーズン2を開始