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2024年07月24日 16:36 / 経営
NEXT Logistics Japan(NLJ)、ヤマト運輸、ダイナミックマッププラットフォーム、BIPROGY(旧称:日本ユニシス)の4社は7月24日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)公募「産業DX のためのデジタルインフラ整備事業/デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発」における「自動運転支援道」事業の実施予定先として採択された。
4 社はコンソーシアムを組んで自動運転を支援するデータ連携システムを開発、業務の効率化やリソースの最適化を目指し、レベル4 自動運転トラックによる新東名高速道路(駿河湾沼津-浜松SA 間)走行の実現に向けた実証実験を2024年度中に実施する。
その中でNLJは、ヤマト運輸と物流サービスデータ連携システムの開発に取り組む。荷主の輸送需要をもとに作成された運送事業者のダイヤ計画やルート計画のデータ連携が可能となる共同輸送システムを開発、当該システムとデータ流通システムや車両情報連携システム間の連携を実証することで、物流サービスにおける自動運転導入及びデータ連携による効率化の実証などを行う。
またダイナミックマッププラットフォームは、「自動運転支援道」の整備事業に関わる事業者全体と連携し、自動運転運行に必要な各種データの処理・接続ができるようにするための“データ流通システム”を開発。また、既存の交通情報提供者や路側インフラ、車両等から提供される各種情報とダイナミックマッププラットフォームが有する3 次元地図データを統合した情報を配信し、自動運転車両の安全走行を支援するシステム(“車両情報連携システム”)を開発する。
BIPROGYは、車両や外部システムからヒヤリハット情報を取得し、シミュレーション化することで自動運転システムの開発に活用できるシナリオカタログを整備する。また、走行環境モデルやシミュレーション生成するための環境を開発する。