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2024年08月06日 15:21 / 施設・機器・IT
北海道運輸局はこのほど、7月31日現在のトラックGメンの活動状況を公表した。
トラックGメンは、物流革新に向けた政策パッケージに基づき、昨年7月21日、全国162名(うち北海道運輸局は17名)体制で創設。トラック運送事業者やトラックドライバーからの聞き取り、物流施設へのパトロールを実施し、荷主への働きかけを行い長時間の荷待ち等解消を目指している。
北海道運輸局のトラックGメンが、これまで行った違反原因行為(長時間の荷待ち、契約に含まれない附帯作業、無理な運行依頼など)をしている荷主・元請に対する「働きかけ」は22件(荷主14件、元請8件)、「要請」は4件(荷主1件、元請3件)。
トラック事業者への違反原因行為情報の収集は、訪問・電話調査が843件、中小企業庁・下請Gメンとの合同調査が8件。またPAやTSでのトラックドライバーへの聞き取り調査も4回実施した。
さらに、荷主・元請・トラック事業者等を対象にした講演を22回実施した他、荷主等の物流拠点へのパトロールも155か所実施し、「違反原因行為の防止」、「運賃交渉への誠意を持った対応」などの注意喚起を行った。
なお、北海道運輸局では今後の活動として、「荷主等の物流拠点へのパトロールの強化」、「業界団体や関係行政機関との連携強化」、「Gメン周知用チラシの設置箇所拡大」、「トラックステーションなどでのトラックドライバーへの聞き取り調査」を予定。こうした取り組みを積み重ね、取引環境の是正を徹底していくとしている。