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2024年08月23日 17:16 / 交通
国土交通省は8月23日、今年6月より新しい料金を導入した近畿圏の高速道路について、導入後1か月の交通状況を発表した。
近畿圏の新たな高速道路料金では、阪神高速において料金体系の整理・統一を更に進めるため、上限料金を1320円から1950円に引き上げ。また経路によらず起終点間の最短距離を基本に料金を決定する「都心迂回割引」を導入。さらに料金割引の整理・統一を図る観点等から、「大口・多頻度割引の拡充」や「深夜割引の導入」を実施した。
この結果、阪神高速の距離別の交通量では、全体交通量は昨年度比で増加しているものの、30km以上の利用が減少。短距離利用が増加している。
阪神高速の時間帯別交通量では、深夜0時~4時の料金を20%割引にしたことで、交通量が1.8%増加。その他の時間帯も1.3%増加しているが、これを上回る増加率となった。
都心迂回割引については、三宝JCT以南の湾岸線の出入口を発着し、名神高速、近畿道、第二京阪、第二阪奈等の対象出入口を利用するETC車が、大阪都心部を迂回して大和川線と近畿道を利用する場合に、大阪都心部を経由するルートと同じ通行料金となるよう、割引料金を設定。これにより三宝JCT~東大阪JCTの場合、都心迂回ルートの利用分担率が増加、都心通過ルートの利用分担率が減少している。
ただ、同じく都心迂回割引が設定された神戸では、都心迂回ルートの利用分担率が微増、都心通過ルートの利用分担率が微減に留まる結果となっている。