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2024年11月29日 16:38 / 経営
霞ヶ関キャピタルは11月29日、同社グループにおいてトラック等のモビリティアセットを投資対象としたファンドを設立した。同社は本ファンドに一部匿名組合出資をおこなうとともに、同社グループ会社により本ファンド事業を進めていく。
この事業は、投資家からの匿名組合出資により組成されるファンドが、運送事業者等からトラック等のモビリティアセットを購入し、運送事業者にリースバックすることで収受するリース料収入を原資に投資家に分配するもの。
トラックは資産価値が減じにくく、かつ、市場規模が大きいこともあり、流動性・換金性が高くニーズのある投資対象であると同時に、運送事業者にとっても、オペレーティングリースによるリースバックを活用することにより、資産のオフバランス化が実現できる。また、トラックの減価償却費を負担せず、リース料の支払いのみでトラックを使用することができることから、財務の健全化が進み事業拡大を図ることができるというメリットがある。
霞ヶ関キャピタルは、本ファンドを通じて提供するソリューションは、「2024年問題」を起因としたドライバー等の労働力不足、設備投資等の課題に直面する運送業界のみならず、運送需要の拡大が続く社会全体にも貢献できるものと認識。今後は、金融機関など他の事業パートナーと協働することで全国の運送事業者との取引を拡大し、本ファンド事業に取り組んでいくことを検討している。
■ファンドの概要
(1)組み入れ資産 営業用トラック:48台
(2)ファンド設立日 2024年11月29日
(3)ファンド出資者 同社を含めた複数社