三菱ふそう/「スーパーグレート」の運転支援機能に新機能を追加、ラインアップも拡充
2025年03月25日 13:58 / 車両・用品
三菱ふそうトラック・バスは3月25日、大型トラック「スーパーグレート」を一部改良するとともに車種ラインアップを追加した。
<「スーパーグレート」FS84VVZ1TB、ボデーカラー(レッドメタリック HI3)、スーパーハイルーフ仕様、ウイング架装(特別デカール装飾) >

今回の一部改良では、運転自動化レベル2の高度運転支援機能「アクティブ・ドライブ・アシスト」に、高速道路走行中の車線変更時に衝突回避をサポートする先進安全システムを採用した「アクティブ・ドライブ・アシスト3」(オプション設定)を新たに搭載。
車速60キロ以上で方向指示器を作動させて車線変更を行う際、左右の車線を並走している車両をミリ波レーダーで検知し、衝突の危険があるとシステムが判断した場合にレーンキープ機能、あるいは車線逸脱防止機能を作動させることで、車線変更に対する注意喚起を行う。
<作動条件:車線幅3.20~4.40m、車速(レーンキープ 0~90km/h、車線逸脱防止 60~90km/h)>

この新機能により高速走行時の安全を強化し、長距離走行時のドライバーの運転操作や疲労軽減をサポートする。
【代表車種価格】

また、6×2後2軸のFU型ショートキャブモデルに、10.7Lの「6R20」型エンジン車を新たに追加した。
「6R20」型エンジンは、燃焼システムの最適化により低燃費で力強い走破性を持つ優れた燃費効率のエンジン。燃焼効率を高めることで小型軽量化も実現し、軽量化によって積載量も向上している。また、FU型はタイヤの数が少ないため、メンテナンスコストが削減できるメリットもある。
高床仕様のFU型は、ロールボックスパレットと呼ばれるキャスター付きの高さがある荷役台車に荷物を載せたまま運搬し、荷役作業を迅速かつ効率的に行えるパレット輸送に適した車型。フルキャブ仕様と比較して貨物を積むスペースをより多く確保できるため、少ない回数でより多くの貨物を運べるメリットがあり、輸送効率を向上しドライバー不足の課題に貢献できる車型といえる。
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