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2025年04月15日 13:30 / 経営
四国運輸局が4月14日に公表したトラック・物流Gメンによる活動報告によると、25年3月末時点での違反原因行為への対処件数は要請11件、働きかけは79件になった。
違反原因行為の内訳は、長時間の荷待ち46%、契約にない附帯業務27%、運賃・料金の不当な据置き11%、無理な運送依頼10%、過積載運行の指示・容認5%、異常気象時の運送依頼1%。依然として長時間の荷待ちが約半数を占めている。
24年12月末時点の全国の違反原因行為と比較すると、「長時間の荷待ち」はほぼ同割合だが、四国は「契約にない附帯業務」(全国20%)、「無理な運送依頼」(全国7%)の割合が高い。一方で、「運賃・料金の不当な据置き」(全国16%)、「異常気象時の運送依頼」(全国4%)は少ない傾向にある。
貨物自動車運送事業者への聞き取りによる違反原因行為情報の収集(プッシュ型情報収集)を実施したほか、荷主物流拠点への現地調査、ドライバーへの聞き取りを実施。さらに他地方運輸局のトラック・物流Gメンとの合同パトロールや、講演会・説明会なども積極的に実施している。