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2025年05月08日 16:53 / 施設・機器・IT
日本パレットレンタル(JPR)が、2024年度に利用企業に供給したレンタルパレットの枚数が過去最高となったことがわかった。
JPRのレンタルパレット供給枚数は、2019年度以降平均2.3%で年々増加しているが、24年度は約5309万枚で5.8%増と大きく伸長。同社はこの背景について、物流2024年問題への対応として政府が手荷役による荷物の積み降ろしや荷待ちを解消し、トラックドライバーの負担を軽減するよう企業に促していることが大きく影響したと分析している。
物流業界の実務においては、すでに手荷役や長時間の荷待ちを伴う荷主を運送会社が敬遠するケースが増えており、自社商品の輸送に必要なトラックの確保に苦慮する企業が見られる。こうした状況を受け、パレット輸送を新たに導入する企業や業界が増え、レンタルパレット供給枚数の増加につながっていると考えられる。
レンタルパレットは加工食品・日用品業界で多く利用されているが、このような背景から、農産物、冷凍食品、菓子など、新たな業界でも利用が拡大しているという。