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2025年05月16日 13:22 / 経営
三菱ふそうトラック・バスは5月16日、同社の喜連川研究所が所在する栃木県さくら市と「災害時における車両提供に関する協定」を締結した。
地震や風水害などの災害が発生した場合、三菱ふそうから物資運搬用のトラックおよび避難者移動用のバスをさくら市へ提供する。また、さくら市地域防災計画に基づいて災害対策本部を設置した場合に、さくら市が三菱ふそうに対して必要な支援協力要請をできることも規定している。
三菱ふそうの永塚誠一会長は、今回の締結について「喜連川研究所は 三菱ふそうのトラック・バスの研究開発を担う重要な拠点で、さくら市はなくてはならない『地域のパートナー』です。今回の協定は、これまでの信頼関係をさらに深め、強固にすると確信しております。当社の車両は、品質、効率性、安全性、快適性に高い評価をいただいております。その車両を、さくら市の皆さまの『命と暮らし』を守る一助としてお役立ていただけるのであれば、企業としてこれ以上の喜びはありません」とコメント。
また、さくら市の中村卓資市長は「自然災害は、時と場所を選ばず突然発生し、市民の生命・財産を脅かすことになります。本市においては、人的被害はございませんでしたが、昨年8月に県内において発生した線状降水帯の影響により、市内を流れる河川が増水したため、高齢者等避難『警戒レベル3』を発令し避難所を開設いたしました。大規模災害時にはこの協定を有効に活用し、市民の安全確保に努めて参ります」と話している。