経産省/燃料電池商用車の導入促進に関する重点地域を選定、燃料費を追加支援
2025年05月19日 16:39 / 経営
経済産業省は5月19日、第1回「燃料電池商用車の導入促進に関する重点地域」を選定し、公表した。
この重点地域は、水素モビリティの導入を促進するため、水素社会推進法における基本方針に基づき、トラック等の燃料電池商用車の需要が相当程度見込まれ、地方公共団体の意欲的な活動が見られる地域として定めるもの。経産省では、先行需要を創出するとともに、周辺需要の喚起を図っていくこととしている。
第1回目の重点地域として選定されたのは、東北重点地域(中核地方公共団体:福島県)、関東重点地域(中核地方公共団体:東京都及び神奈川県)、中部重点地域(中核地方公共団体:愛知県)、近畿重点地域(中核地方公共団体:兵庫県)、九州重点地域(中核地方公共団体:福岡県)。
<水素ステーションでの水素充填(岩谷コスモ水素ステーション平和島)提供:岩谷産業>
これまで燃料電池自動車向けの水素価格は、国や地方公共団体が水素ステーション事業者に対して、その経費の一部を補助することで価格を低減している。しかし、特に燃料費そのものについては、ディーゼルに比べて水素の調達コストが高く、現在は、その差額を民間事業者が負担している状況となっていた。
今後、重点地域の中核となる地方公共団体内の水素ステーションにおいては、その経費のうち、国がディーゼルと水素の燃料費の差額に対して約700円/kg(差額の約3/4程度に相当)を追加的に支援するなど、固定費・変動費への支援を拡充し、さらに地方公共団体の独自の支援も合わせて促すことで、民間事業者の負担を大幅に軽減していく。
最新ニュース
一覧- 北陸信越運輸局、公正取引委員会など/「荷主等への集中監視月間」ドライバー54名にヒアリング (10月17日)
- 北陸信越運輸局/2025年度「物流総合効率化計画」輸送網集約、共同輸送など8件認定 (10月17日)
- 三菱ふそう/川崎工場で「ふそうファミリーデー」を開催 (10月17日)
- パルシステム/「配送職限定制度」などドライバーの多様な働き方推進 (10月17日)
- アイナビトラック/最新GPT-5対応で、より最適な中古トラック提案を実現 (10月17日)
- WE TRUCK/「アドトラックによる来場訴求」で展示会来場者の約13%集客 (10月17日)
- 特定外国人ドライバー/ネパールでの日本式交通教育を開始、既に30名以上が内定 (10月17日)
- 日本自動車工業会/「お・と・さ・な・い」 防ごう大型車の車輪脱落事故、チラシ作成 (10月17日)
- 東京都トラック協会/トラックドライバーのトイレ問題改善に向けアンケート調査を実施 (10月17日)
- 北陸信越運輸局/自動車事故防止セミナー、10月29日WEB併用開催 (10月17日)
- ハローワーク大津/「ドライバー業界を知るセミナー」10月28日開催 (10月17日)
- JL連合会/25年度九州・沖縄地域本部第1回実務者大会を開催 (10月17日)
- 北陸地方整備局など/国道と高速道路で特殊車両・過積載車両の合同取締りを実施 (10月17日)
- 山陽道/宮島SA(上り線)の大型車駐車マス拡充工事が終了、89台駐車可能に (10月17日)
- 中部横断道/11月10日から富沢IC~六郷ICを夜間通行止め (10月17日)
- 国道57号・中九州横断道路/大野IC(熊本方面)、10月17日に夜間通行止め (10月17日)
- いすゞ/天然ガス大型トラック「ギガLNG車」「ギガCNG車」を改良、安全性能を向上 (10月16日)
- T2/ジャパンモビリティショーに初出展、自動運転トラックを展示 (10月16日)
- 極東開発工業/車両管理支援システム「K-DaSS」がグッドデザイン賞を受賞 (10月16日)
- ロボトラック/国土交通省「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」に採択 (10月16日)