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2025年07月01日 13:47 / 車両・用品
いすゞ自動車は7月1日、小型トラック「エルフ」4WDをフルモデルチェンジするとともに、「エルフミオ」に4WDを新たに追加して発売した。国内目標販売台数は4万台/年(エルフシリーズ全体)。
「エルフ」は2023年3月に2WD車をフルモデルチェンジしたが、これまで4WD車は先代モデルを継続しており、これで全車7代目モデルになった。
「エルフ」4WDはキャブの内外装を刷新。またトランスミッションには、MTに加えて9速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の「ISIM(アイシム)」を設定。9速への多段化とデュアルクラッチによる素早いシフトチェンジにより、ドライバーの疲労軽減や快適なドライブフィーリングを実現している。
またISIM搭載車は、燃費性能の高さも特徴。エルフ4WDはJH25モード燃費基準値に対して全車+5%を達成しているが、ISIM搭載車では+15%を達成するなど、さらに優れた燃費性能を実現しており、ディーゼル小型トラックとして唯一、重量税免税・自動車税非課税の対象となっている。
先進安全装備では、交差点プリクラッシュブレーキ(右左折時)のブレーキ作動対象を拡大。エルフは国内の小型トラックで唯一、交差点右折時の対向車両を検知できるプリクラッシュブレーキ機能を装備しているが、今回さらに進化し、これまでは対向歩行者のみだったブレーキの作動対象を対向車両まで拡大し、交差点内における事故被害軽減に貢献する。
また、ドライバーに急病などの異常が発生した場合、スイッチ操作またはドライバーステータスモニターによる異常検知により、車両が自動で制動をかけて停止するEDSSの機能も進化。レーンキープアシスト(LKA)との組み合わせで、車線内での自動停止が可能となり、安全かつ安定した停車動作を実現している。
東京地区希望小売価格は、SGグレード(ADASスタンダード)ISIM車で771万7600円(消費税込)。
一方「エルフミオ」4WDは、AT限定の普通免許で運転できる国内唯一の4WDディーゼルトラックとして市場に投入。4WDならではの積雪路などでの優れた走行安定性と高い走破性を実現し、幅広い顧客のニーズに対応する。
エンジンは、軽量で燃費性能に優れる1.9Lディーゼルエンジン「RZ4E」を搭載。クラスで唯一、中量車燃費基準を達成し、13.5km/L(JC08モード)を実現している。積載1.5トンクラスに十分な出力(最高出力88kW/最大トルク320Nm)を確保し、6速ATとの組み合わせにより、スムースな走行フィーリングも実現している。
なお「エルフミオ」4WDは、いすゞ販売会社での販売に加えて、スマートフォンやPCから簡単に見積もり・商談が可能なオンライン販売チャネル「ELFmioストア」でも限定メンテナンスリースプランを提供。また「ELFmioストア」のメンテナンスリースプランに、契約満了後に車両を買い取れる「購入選択権有りプラン」が新たに追加される。
東京地区希望小売価格は、SGグレードで463万6500円(消費税込)。
■ELFmioストア(https://www.isuzu.co.jp/product/elfmio/elfmiostore/)