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2025年08月21日 16:59 / 車両・用品
丸運の100%子会社丸運ロジスティクス関東は8月20日、環境負荷の低減を目的として、最新型の燃料電池トラック(以下FCV)を導入し、納車式を実施した。
今回導入したFCVは、水素と酸素の化学反応によって発電し、モーターを駆動することで走行する次世代車両で、走行時に排出されるのは水のみであり、CO₂を一切排出しない環境配慮型の車両として注目されている。
納車式では、テープカットやゴールデンキーの授与式が行われ、製造を担当したいすゞ自動車のほか、丸運関係者や業界紙等のメディアも参加した。車両の側面は、丸運のトラックカラーを基調とし、地球をイメージした丸運の環境活動におけるシンボルマークを施したデザインとなっている。
導入したトラックは、丸運が配送業務を請け負っている損害保険ジャパンの社内メール便で使用する予定で、同社においても温室効果ガス削減の取り組みの一環として賛同を得ている。
取り組みは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」の一環として実施されており、丸運、丸運ロジスティクス関東は、NEDOより交付決定を受けたCJPT(CommercialJapanPartnershipTechnologies)からの依頼で様々な車両データを提供することにより、この取り組みに参画する。
丸運は、地球環境保全への取り組みを重要な経営課題として認識しており、2030年度の長期目標としてCO2排出量20%以上の削減(2019年度比)に取り組んでいる。今後も、環境に優しい物流の推進と地域社会への貢献を目指し、低炭素型車両の導入を積極的に進める。