Hacobu/年間960時間規制で長時間運行の削減顕著、一橋大学との共同研究で判明
2025年09月25日 14:08 / 労務
- 関連キーワード
- Hacobu
Hacobuは、一橋大学と共同で実施した実証研究「物流の2024年問題がトラックドライバーの働き方に与える影響」の研究成果を、9月21日に開催された労働政策研究会議で公表した。
この研究は、2022年から2024年までの延べ20万件に及ぶ、Hacobuの動態管理サービス「MOVO Fleet」に蓄積された運行データをもとに、2024年4月に施行された自動車運転者の時間外労働時間の上限規制(年間960時間)前後における労働時間や長時間運行の変化を、従来にない粒度で明らかにしたもの。
その結果、規制前に長時間運行が多かった事業所では、2023年に最大約4時間、2024年に最大約1時間の運行時間の削減が確認され、特に長時間労働を抱えていた事業所ほど改善が顕著だったことがわかった。
また、2024年4月の規制施行直後よりも、2023年の同時期に運行時間の減少幅が大きいことも確認された。規制が2024年4月から適用されることは約5年前から決まっていたため、事業者は猶予期間を活用して労働時間削減の取り組みを先行的に進めていたものと研究では分析している。
ドライバーごとの分析では、特に長時間運行を行っていたドライバーが、年間で長時間運行を減らす傾向が見られた。結果として、ドライバー間の負担が分散され、労働時間が平準化している傾向が確認できたという。
2024年4月に施行された、自動車運転者の時間外労働時間の上限規制(年間960時間)は、ドライバーのワークライフバランス改善を目指す一方で、輸送能力の低下による物流クライシスへの懸念も広がっている。この課題に対応するには、ドライバーの労働実態を正確に把握することが不可欠だが、従来の公的統計や業界団体による年1回の調査や事業者単位のアンケートでは、日々の運行実態をドライバー単位で捉えることは困難だった。
今回の研究では、システムに記録された日々の運行記録レベルの運行データを用いて労働実態を分析したことで、従来の統計では把握できなかった、事業所・ドライバーごとの継続的な行動変化を可視化することができたとしている。
最新ニュース
一覧- 東プレ/次世代太陽光パネルを搭載した低温物流車の実車走行試験を開始 (01月07日)
- 吉田海運グループ/交通事故削減支援AIドラレコ「DRIVE CHART」全営業車へ導入 (01月07日)
- 四国運輸局/25年12月、一般貨物自動車運送事業6社を新規許可 (01月07日)
- 外国人ドライバー/ニホント「ネパール現地ツアー」でエルスがドライバー候補者10名を内定 (01月07日)
- 北村製作所/第30回 震災対策技術展に出展、災害初動を支える車両など紹介 (01月07日)
- 宇佐美鉱油/セルフ山の手通 宮ノ丘給油所(札幌市)を2月26日で閉店 (01月07日)
- 東札幌日通輸送/同社を装ったなりすましメール(ビジネスメール詐欺)で注意喚起 (01月07日)
- 新車販売台数/25年の国内トラック販売台数7.4%増、UDトラックスが2ケタ増 (01月06日)
- トヨタ自動車/ダイナカーゴ1.0tonシリーズを一部改良、新型ディーゼルエンジンを搭載 (01月06日)
- 日本郵便/1422億7900万円で「ロジスティードホールディングス」株式取得完了 (01月06日)
- 東京都トラック協会/ドライバーの賃上げ原資獲得で「標準的運賃」活用を呼びかけ (01月06日)
- 運輸業・郵便業/25年11月の求人数は、前年比8.7%減の4万1633人 (01月06日)
- ジップラス/外国人トラックドライバー育成支援でAZ-COMネットと連携 (01月06日)
- ヨロズ物流/25年冬の売れ筋CHAOYANGスタッドレスタイヤ4モデルを紹介 (01月06日)
- ナブアシスト/「点呼+」安全指導支援機能とデジタコ連携を紹介する特設ページを公開 (01月06日)
- バンザイ/社長名を騙る不審メールについて注意喚起 (01月06日)
- 国土交通省、全日本トラック協会/取適法・振興法改正説明会を広島・高松・新潟でも実施 (01月06日)
- 国道46号/仙岩道路(岩手・秋田県境)、7日23時頃から予防的通行止めの可能性 (01月06日)
- 国道55号日和佐道路/2月2日から全線夜間通行止め (01月06日)
- 国道17号・首都高速など/2月8日「さいたまマラソン」開催で交通規制 (01月06日)

