2025年10月16日 13:55 ／ 施設・機器・IT
極東開発工業は、同社が提供している車両管理支援システム「K-DaSS（Kyokuto Data Sharing Service、ケーダス）」が2025年度グッドデザイン賞を受賞したと公表した。
「K-DaSS」は、IoT技術を活用し、特装車の稼働状況をリアルタイムに記録・蓄積・見える化する独自の車両管理支援システム。車両とアプリ･Webを連携させることで、車両関連情報をデジタル管理し、顧客の車両管理・運用をサポートする。
ごみ収集車やテールゲートリフタ、コンクリートポンプ車など多様な特装車に対応し、収集ルートや配車の最適化、打設作業の支援など、業務効率化と安全性向上を実現。また、クラウドを通じて稼働情報・移動履歴・保守情報などを取得し、適切なメンテナンスを支援することで、故障やトラブルによる非稼働時間の抑制にも寄与する。
＜K-DaSS＞
これらにより特装車の作業効率の向上と稼働率の最大化を図ることが可能となり、使用価値を向上。人手不足や高齢化、労働時間管理の厳格化といった社会的課題に対し、現場作業の効率化と持続可能な運用を可能にする次世代の管理支援ツールとして評価されている。
なお同社では、垂直昇降式テールゲートリフター「パワーゲートV800tilt」も同賞を受賞している。
