新明和工業/スライドデッキの積荷残量を低減する新オプションを発売
					
												2025年10月31日 17:24 / 車両・用品
											 
				 
				    
					
新明和工業は、積荷搬送装置付運搬車スライドデッキ用の新オプションとして、「シート式残量低減装置」を10月29日に発売した。
「スライドデッキ」は、床面に敷き詰めたスライドレールを前後へ往復移動させることで、主に木質バイオマスなどの積荷を、荷台を傾倒させることなく排出できるもの。これにより、屋内や不整地などダンプトラックでの作業が制限される場所での積荷の排出を安全に行うことができる。
<シート式残量低減装置>

今回発売したシート式残量低減装置は、スライドデッキの前壁に格納されたシートが積荷と一緒に床面を移動することで、排出しきれず残ってしまう積荷残量を90%以上低減することができるもの。
<木材チップ排出後の残量比較 残量低減装置あり(左)、残量低減装置なし(右)>

これにより、スコップなどを使って積荷残量を荷台から降ろす作業負担を軽減、作業時間も短縮できる。また、積荷排出により車両後方へ移動したシートは、ボタン1つでウインチにより巻き取られ、前壁へ格納できる。
<シート式残量低減装置の仕組み>

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