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2025年12月10日 16:48 / 施設・機器・IT
T2は、2027年度からのレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始に向け、兵庫県神戸市の山陽道・神戸西IC付近に切替拠点を設置する。
切替拠点は、高速道路での無人運転と一般道での有人運転を切り替えるための施設であり、関西では初の設置となる。総面積は約1800m2。11月に着工しており、2026年2月の完成を予定している。
切替拠点は、ドライバーがトラックに乗り降りするための場所であり、効率的な幹線輸送を実現するために重要な施設。T2は既に神奈川県綾瀬市の東名・綾瀬スマートIC付近で国内初の切替拠点の設置に着手しており、今回の神戸市での設置により、関東と関西を結ぶ幹線輸送体制の確立を目指している。
2027年度のレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービス開始に向け、T2は今年7月からレベル2自動運転トラックによる商用運行を開始している。さらに、今回設置される神戸市の切替拠点では、神戸西ICの出入口と拠点を結ぶ一般道での自動走行の実証にも取り組む予定。
T2は自動運転技術の開発を進めるだけでなく、効率的かつ持続可能な物流ネットワークの構築を目指している。同社は国内の物流事業者として先進的な取り組みを進めており、2026年の切替拠点完成後には、自動運転トラックによる物流サービスがさらに進捗する見込みだ。